広がる0円販促 裏と「空き」にタダの訳あり


紙の裏に広告が掲載され、無料でコピーができる「タダコピ」 (東京都港区の慶応大)

 無料コーヒーやコピー、衣料の保管料タダ……。「0円」マーケティングが幅広いサービスに広がってきた。有料だった雑誌を、広告費で賄って無料にしたフリーマガジンはすっかり定着した。新たな「0円マーケ」はニッチな時間をうまく活用したり、消費者を自社の都合の良い時期に誘導したりと進化している。インターネットの普及で「タダより高いモノはない」という消費者の意識も崩れ、0円販促は新段階に入りつつある。 

しかし最後に、「有料であるはずのサービスを無料化して消費者をひきつけるという発想は思いつきやすい。(私はとても思いつかない、レベルが違いすぎる)ただ、消費者と広告主双方にメリットのあるビジネスモデルの構築がカギだ。もちろん、消費者に、なぜ無料になるのかを納得させる説明も欠かせない」と〆ている。


[2007年6月29日付]