日光に力点

kaunet2008-06-24



JR東日本 今夏、日光エリアに力 7月から商品販売
(6月24日 05:00)

 JR東日本は七月から九月の夏のレジャーシーズンに合わせ、日光エリアに力を入れた新たな旅行商品を販売する。東武鉄道との相互乗り入れが順調に推移していることから「戦略的な開発地区に位置付けた」(同社)という。福島県会津エリアと日光エリアを組み合わせたバスの運行や、ハイグレード列車を用いた旅などを企画している。

 東武鉄道との相互乗り入れによる新宿発日光・鬼怒川温泉行き特急が二〇〇六年三月に運行を始めてから、利用者は今夏、百万人に達する見込みという。同社は「潜在的な需要があるという表れで、日光エリアに重点を置いた商品開発に取り組んだ」としている。

 七月から九月まで、日光から会津を結ぶバス「びゅうばす街道物語号」を運行する。日光エリアと、県外の地域を組み合わせた商品を販売するのは初めて。

 また、皇室専用の特別車両も連結するハイグレード列車「和」を運行するほか、大正天皇が利用した日光駅の「貴賓室」の特別公開や、駅からのハイキングなども企画している。

 東武鉄道との臨時特急は、昨年の一・五倍の六十六本に増やした。商品のパンフレットには観光情報などを盛り込み、通常より二倍近く多い約二十五万部を作製した。

こちらの「貴賓室」乗車したお客様は、霧降高原で「日光 天然氷のカキ氷」を食べていただきます