地産地消の流れ
【日光】学校給食にパンなどを提供する今市の「大沢屋製菓」(内田健二社長)が製造する日光産イチゴのパンが、道の駅湯西川で販売され好評だ。
同社が作った湯西川産夏秋イチゴとちひとみのパンは昨年、市内の学校給食で提供された。販売に当たって夏秋種が無い時季は、今市産とちおとめを使って製造する。
食パンやジャムも商品化する予定で、関係者は地産地消の新たな名産品として期待を寄せている。
イチゴは形が悪いなどの理由で、市場に出荷できないものを有効活用。小麦粉に対し30%の割合で混ぜて作る。パンは冷凍して出荷し、自然解凍後に販売される。
とちひとみのパンを百四十個仕入れた道の駅は、七日から一個百四十円で売り始めたが、土日で百個売れ、その後売り切れた。既に追加発注しており、十四日にはとちおとめのパンが店頭に並ぶ見込みだ。
なじみ客の注文で製造しているイチゴ食パンもやはり十四日から、一斤の袋詰めで販売される予定だ。
同社は、試作したジャムも近く商品化。ほかにジュースやシロップについて検討中で、旅館やホテルとの連携も視野に入れている。
内田社長は「今後はロールパン型の五個程度の袋詰め販売なども検討したい」と話し、市栗山総合支所観光経済課も「地元のイチゴで地元の業者が作り、地元でしか買えない地産地消商品」として、新たな地域ブランドの定着と活性化に期待している。
いただきました。約34%苺が入っているため、袋を開けると香りが凄い
バターで食べても、ん〜〜〜〜〜〜〜。
やはり苺ジャムが一番でした。