月夜野

神楽坂?

私は始めて行った。

神楽坂付近は、大正時代に隆盛を誇った花街で、飯田橋駅を背にした坂の右手に残る花街特有の路地は、日本でもここにしかないといわれている。また関東大震災以後は、日本橋・銀座方面より商人が流入し、夜店が盛んになった。山の手銀座と言われた時期はこの時で、林芙美子や、矢田津世子の小説にも登場する。坂沿いには商店街が立ち並び、瀬戸物屋・和菓子屋など和を思わせるお店が中心であったが、2003年以後特にチェーン店やコンビニの進出が目立ち、それとともに、夏目漱石の通った田原屋などの老舗が急速に減少しつつある。また周辺の住宅街でも次々にマンションが建設されており、昔からの風情は失われていっている。2003年に建設された地上26階、高さ86.25mの超高層マンション「神楽坂アインスタワー」を巡っては反対運動も激しかったが、今のところ神楽坂界隈の再開発の勢いは止まる気配が無い。

表通りから一歩入ると静かな路地があり、住宅街のなかにレストランや料亭などが多く見られる。かつては江戸時代に蜀山人、明治期に尾崎紅葉泉鏡花などが住み、尾崎紅葉旧居跡は新宿区指定史跡、泉鏡花の旧居跡は新宿区登録史跡になっている。また、坂の周辺には毘沙門天善国寺をはじめ、若宮八幡や赤城神社など多くの寺社が散在する。


なんとも洒落た町

裏路地の店を探すのもなんとも風情がある




桜の葉の香りが



毘沙門天善国寺



みちくさ横丁にある「神楽小路 月夜野」さん

「日光 天然の氷 四代目徳次郎」のカチワリを、オープンより使ってくれている

1度行ったので、今度は神楽坂に馴染みの店があると胸を張って言えるかな?(笑い)