幾何楽堂ブログより転載


石巻の熱い思い


 




皆さんの心温かい物資を無事手渡すことが出来ました
ピンポイントで4ヶ所 それぞれの方がとても喜んでおられました

始まりは陸君のお母さんの『この街(石巻)を離れたくない』という思い
この街の復興でつかれた方がほっと一息つける居場所 立飲み屋を作りたい
と聞いてしまって・・・

石巻に着き 様変わりした景色に言葉を失う
想像はしていたが こんなことがあっていいのか?




しかし
そこで沢山の人が街に溜まった泥やごみを手で方付けている
もちろん重機も使ってもいる人もいる
本当にたくさんの人が泥だらけになって

陸のお母さんの言葉がよみがえる

私は大きな勘違いをしていた 
受け入れ先ばかりを安全な日光で考えていた
ここで泥だらけになって働いている人はまず来ないだろう

もし自分の街 日光で同じような災害に遭ったら?
それでも私はそこに住むだろう

石巻はとんでもない速さで復興するのでは
みんなが燃えていた 
一つの巨大なエネルギーのようだ

陸にあらためて「何が必要だ」と聞いた
「人です」

私たち若い人がまずやらなくていけないのは・・・

家の中にへばり付く津波が運んだ泥
浸水した家はトイレが逆流して汚泥と化した
やがて大腸菌や雑菌が人の健康を脅かす
第2次災害の可能性が

私たち若い人がまずやらなくていけないのは・・・
一刻も早く一人でも多くの人が現地に向かい
にっくき泥を土のう袋に詰め家の外に出すこと 永遠と

私は近いうち現地に戻ります
手伝ってくれる方は私についてきて下さい

小さな力でもコツコツやれば
いつかは終わります それを夢見て

実現すれば次は大きな夢です!