天然の氷を守る為に


 





写真提供(ふぃふぁ山荘単身赴任日記)


昨日の日光の天気は、午前中早くから「雨」

雨が降ってしまうと、氷池は見た目には全く、単なる池になってしまう

しかし、水面下には氷は息づいている

その状態で、晴れてくれれば、一瞬にして表面の水は灰色の雲を青空が押しのけると歩調を合わせて蒸発してくれるそうだ

だが、昨日の天気は最悪の方向へ

雪に変わったのである

まして、その雪が氷の上に積もった水分を含み重さが増し、氷を覆ったのである

氷は保温され、その重みで沈んでしまう

こうなると、自然と人間の根競べ

雪が止むまで、氷の上の雪を取り除かなければならない(写真はその様子)

幸いにも昨日は二つの池を除雪し終わる頃には止んでくれた

これで、今回の氷は多くの人たちの協力を得て守られた。

私も参加したが、氷が充分に厚さを持っていれば除雪も、氷の上に乗ってできるのでさほどでもないが今回は、上に乗れなかった事が最大の窮地だった

もし、この雪を取り除けないとしたときには、折角の氷を割り砕いて捨てなくてはならなかった

なんにしても、天然氷を作る事は、大変なことである