日本への輸出制限

kaunet2008-03-17


中国餃子の事件依頼、日本人が中国製品を買わなくなってきて、中国製品の品切れが多くなってきているのか?と思っていたが・・・・。

現実は。

中国CIQが新しい輸出制限体制を日本向けに強いているようだ。


CIQとは?

 税関(Customs),出入国(Immigration),検疫(Quarantine)の頭文字をとってCIQです。
 CIQは、人や貨物が海外に出る時や海外から入る時に必要な手続きです。

中国輸出品に、日本の残留農薬等のポジティブリスト制度施行以降、基準違反が多く出たため輸出時のCIQは強化されてきていました。
「中国国家質量監督検査検疫総局(CIQ)が許可した製品でなければ輸出させない」ということで、中国CIQとは特に中国から輸出する際の検疫なんですが、『毒物混入餃子事件』から更に大変なことになってきています。
厳格な検査のため中国CIQマークの添付がなかなかされず、港で輸出待ちの留め置き状態。

港にもよりますが、野菜類及び野菜加工品が非常に厳しいようです。

中国も極端ですから、日本国内も原材料の品切れが起こる気配。

何といっても自給率の低い日本。

検疫の名の元に、食品の輸入が減りだすと、国内は大変ことになってくる。

価格が上がるだけでなく、価格を上げても、食品が買えない状況が・・・・・。

これも日本の試練!これを克服したときに、次の日本の進むべき方向が見えてくるのかも知れない。


写真の餃子は、私も大好きな「正嗣の餃子」です。B級グルメの最高峰でしょう!(新聞はたまたま置いてあったものです)