日光が一番

日本の世界遺産、6割が観光経験あり、人気トップは「日光」2008年6月25日 8時45分



JTBのアンケート調査によると、58%の人は国内の世界遺産を訪れる目的で旅行をしたことがある。訪れたことのある世界遺産は「日光の社寺」が19%で最も多く、以下「古都京都の文化財」の15%、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の10%、「知床」の9%と続いた。

旅行の形態は「車+宿泊」が26%、「JR+宿泊」が25%、「飛行機+宿泊」が21%だった。また「添乗員付きツアー」は15%、「日帰り」は13%だった。

これまで世界遺産を訪れる目的で旅行したことのない人にその理由を尋ねたところ、「機会がない」という回答が34%で最も多く、以下「興味がない」が22%、「時間がない」が18%となった。

今後、国内の世界遺産を訪れる目的で旅行する予定がある人は41%。行ってみたい場所は「屋久島」が32%でトップとなり、次いで「白神山地」が10%だった。

このほか、新たな日本の世界遺産として登録を希望する場所を聞くと、「富士山」が57%と圧倒的に多く、「平泉」が11%とこれに次いだ。富士山については「登録できるぐらいにきれいになってほしい」「ゴミ問題を改善し、早くきれいにして登録されてほしい」といった環境問題を意識した意見が多くみられた。

調査は6月1日―8日の期間、インターネット上で実施した。有効回答数は2538。性別の内訳は男性51%、女性44%(無回答5%)。年齢は40歳代が32%、30歳代が25%、50歳代が22%などとなっている。

関連情報
JTBのWebサイト http://www.jtbcorp.jp/