明治のの館のお隣


【日光】山内のレストラン「仏蘭西懐石ふじもと」のシェフ忍足昌行さん(44)が、精進料理をフレンチ仕立てにした新メニューを考案した。その名も「日光フレンチ」。忍足さんは「日光らしさを追求したかった」と言い、春のメニューとして提供している。

 寺院とともに栄えてきた日光地区でも、精進料理を専門で提供する店は意外に少ないという。同店はフランス料理が主力だが、日本料理なども学んできた忍足さんは「日本料理にできてフランス料理にできないはずはない」と、メニュー作りに取り組んできた。

 精進料理だと肉や魚はもちろん、フレンチでは欠かせない乳製品や卵も使えない。このためバターの代わりにオリーブオイル、卵の代わりにヤマイモを使い、素材選びや丁寧さを重ねることで、パンチ力をカバーしたという。

 完成したメニューは「日光湯波と芹のソテー シェリー酒風味ソース」や「熊本産新筍とフランス産セップ茸 ピストソースでの饗宴」など九品。「初めての挑戦にしては満足のいくものができた。素材の多い春だったのも良かった」と忍足さんは話している。

 フルコース五千二百五十円。問い合わせは同店電話0288・53・3751。




こちらは、食事に、当然の様にお箸がおかれています

親爺には嬉しい気遣いです(笑い)