屋上でフリーマーケット

kaunet2009-07-25



中心街のビル屋上を開放 フリマ開催、出店者募集中 日光の若者サークル
(7月25日 05:00)
 【日光】市内の若者10人によるまちづくりサークル「RENZAN」(柏木純一代表)は8月8日夜、市中心街の商業ビル「ショッピングプラザ日光」屋上を開放し、フリーマーケットを開催する。若者の「街を盛り上げたい」という思いに共感したビル所有者が、開かずの屋上を開放し実現した「あるもの生かし」の取り組みだ。

 
同ビルは国道119号(日光街道)沿いにあり、市民にテナントから「長崎屋ビル」「かましんビル」などと呼ばれ親しまれる。

 
2001年には長崎屋が撤退。一時は市がビル取得を検討するなど曲折を経て昨年10月、ジャパンプランナー宇都宮市、渡部智次社長)が取得した。

 
長崎屋時代、屋上はゲートボール場として開放されていたが、その後は入れなかった。

 
柏木代表(28)は「僕らくらいまでが屋上に上がったことがある世代。その懐かしさと屋上を知らない子どもの好奇心、そして屋上の開放感の魅力で中心街に人を呼べるのでは、と思った」と話す。

 だが屋上は開いていない。そこで先月、渡部社長に屋上開放を直談判した。市出身、在住で「中心街活性化を」との思いからビルを取得した渡部社長は「街の活性化には若い力が必要。フリマ経験もあるようで心強い。全面的に協力する」と無料開放を即決した。

 フリマはタイの夜市をモデルに「天空ナイトマーケット」と名付けた。

 「市にゆかりあるアマチュアを中心に参加してほしい。コミュニケーションの場に」と、ジャンルを問わず出店者を募集している。

 フリマは午後6時半〜同9時。3メートル四方のブースを自由に使える。参加費は500円。雨天中止。問い合わせは柏木代表電話080・5678・0847(携帯)。