霧降高原
25日の朝日新聞からのものです
何だか、霧降高原は元気ですね!どうして?
動植物の彫刻 高原の旅誘う
2009年07月25日(ふもと側の基点に立つ竜) (道しるべ5番のオオカミ) (道しるべ22番「親子ふくろう)
ニッコウキスゲで知られる日光市霧降高原の県道・青柳―日光線に、道しるべとなる鳥や動物、植物の彫り物がお目見えした。約25キロの区間に30基。ペンションや民宿など35軒でつくる「霧降を元気にする会」が、高原をもっと知ってもらおうと、日光杉で作った道しるべを置いた。
道しるべは太さ約40センチ、高さ約3メートルの日光杉でできている。その先端に、竜、フクロウ、サル、クマ、ワシ、オオカミ、カワセミ、カブト虫、ニッコウキスゲなどが彫られた。国道119号(日光街道)の松原町交差点が始まりで約1キロ間隔に立つ。
彫り物はチェーンソーアーティストで知られる鹿沼市の小林哲二さん(38)が25基、地元の山本和孝さん(37)が5基を1年をかけて制作。土地の高度が海抜で記されているほか、「森の図書館」など、近くの施設の案内も表示されている。
霧降高原道路のうち16・3キロは06年9月26日の無料化に伴い、距離を表示したプレートが外された。このため交通事故などが起きた際、ドライバーはどこにいるのか、うまく伝えられないことが起きていたという。道しるべはそうした道路情報を伝える役目もある。
霧降を元気にする会の山本智之会長(39)によると、「人生の道しるべ」にもしたいという願いから、「自分を見つめ直すホッとする文句、その人が大切にしている言葉、楽しく心和む言葉を公募して、書き加えたい」という。
フレーズは原則10字以内で、25編を公募する予定。締め切りは9月15日。申し込み・問い合わせはペンション「ロヂテ・サンボア」(0288・53・0082)